BLOGTachibana の日記

4月から5月にかけては、やることが目白押し。

工芸紙紙漉き→粗皮取り→畑仕事。

工房にとっての季節がググッと進みます。

今年も無事、楮の粗皮取りを終えました。

粗皮取り前の黒皮の状態で置いておくと、カビのリスクがあるのですが、今年は殆どカビが出ることなく仕上がりました。保管状況が良かったようです。

工芸紙作りに熱中するあまり、その後のすべきことが押してヒヤヒヤしていたのですが‥

先週は晴天に恵まれ、全て乾き切って終えることができました。

粗皮取りまで終えてやっと、和紙の原料といえます。ここまで来れば、あとは何年でも保存ができます。これを来シーズン、紙にします。

少し前に、軒下に竿を常設。軒下が元々広めに作ってあるので、急な雨でも安心。

1年前の原料は、3月下旬から4月上旬に全て紙に漉きました。

寅印としての新製品も少し。自分としても気に入るものができました。

今秋、展示会の予定があります。色柄ものの工芸紙と、寅印の新作と。作りためたものを一堂に見せられるようにできたらなあと。

そのうちにお知らせできるかと思います。

乞うご期待！